同志社大学、立命館大学などの私立大学への進学を目指すコースです。
高い進学目標を実現するためには論理的に考える姿勢が必要です。例えば「国語は正解がない曖昧な教科だ」と思っている人はいませんか。人によって異なる意見を抱けることは国語の魅力ですが、「何でもアリ」ではありません。文章中の根拠を見出し、それらとの整合性を保った意見を導き出すという道筋が必要です。
Aコースでは、論理的な思考を養う授業を、内容を深く掘り下げて行っています。教科数を絞ることで学習進度が保たれている点も、コースの特徴です。3教科に特化することで、日々主体的に予習や演習に取り組む姿勢が求められます。そんなAコースには、高い意欲をもって高校生活を送りたいという仲間が集まっています。自分の目標に向かって、競い合える仲間と一緒に頑張りましょう。
高校時代に私がやっておいて良かったことを2つお話ししたいと思います。
1つ目は、日々の小テストや単元テストを真剣に取り組むことです。テストの頻度も多く1日に数教科が重なる日もありました。部活から帰ってきて疲れていましたが、数ページずつ分けたり、一度仮眠を取ってから暗記したりすることで少しでも楽に勉強できるよう心がけていました。
2つ目は、部活に励むことです。勉強との両立は難しいものですが、勉強ばかりしていても苦しくなってしまいます。私は受験勉強を始めるのが遅かったため、当初は勉強を優先するために高校2年生の3月で部活を引退するつもりでした。しかし、3年生の夏にある吹奏楽コンクールまで出たいという気持ちもあり、未練があるまま引退して勉強に打ち込むのは心残りでした。そこで両親や友達、顧問の先生に相談した結果最後までやりきった方が後悔しないのではないか、と後押しされ夏に引退することを決心しました。あの時部活を無理にでもやめていたら、モヤモヤして勉強にもあまり集中できていなかったかもしれません。今、いつ部活を引退すべきか迷っている人もたくさんいるかと思います。そこで1人で決めてしまうのではなく、周りを頼ってください。
受験までの道のりは長いですが、あっという間に本番を迎えます。周りの人を頼り、悔いのない高校生活を送ってほしいと願っています。