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学校法人聖パウロ学園 創立20周年記念行事のご報告

学校法人聖パウロ学園創立20周年記念行事は、平成20年6月28日に記念ミサを挙行したのを皮切りにいくつかの行事を行い、同年10月22日の祝賀会開催をもって、すべて終了しました。

ここに、これら行事の模様を、写真とともにご報告させていただきます。

平成20年6月28日 (土) 創立記念ミサ

「創立記念ミサ」は、聖ペトロ・聖パウロの聖名祝日であり、世界的に行われる「聖パウロ年」の初日である6月28日に行われました。この創立記念ミサは、記念行事のなかでも、キリスト教の教義・福音の精神を教育に根本におく本学園にとって、最大の行事といえます。

朝10時、光泉中学・高等学校体育館に中高全生徒約1,200名と、来賓・保護者、理事・教職員が参集し、校長の話のあとミサが始まりました。

祭壇にはボン・アッセン・ペトロ神父、その横に学園創立者山田右(すすむ)神父が車イスのまま並び、ペトロ神父や生徒・職員代表による聖書朗読、福音朗読、共同祈願を行い、最後に聖歌を合唱して約1時間のミサを終了しました。

平成20年8月24日 (日) タイムカプセル開封

「タイムカプセル」は、本学園創立10周年記念における生徒関連事業のひとつとして、1997年に企画、実施されたものです。当時の在校生がさまざまなものを封入し、10年後に再会し開封すると決めて保管されていました。

開封は、毎年同窓会が実施する総会終了後に行われることになり、卒業生のほか、理事、関係教職員などが立ち会うなか、光泉中学・高等学校食堂で行われました。

いよいよフタをはずし、なかをのぞきこんでみると、クラス単位でビニール袋に封入された当時の作文や寄せ書き、思い出の品などがたくさん出てきて、思わず歓声があがりました。その後、テーブルの上に出てきたものを広げて順次ながめながら、なつかしく語り合う姿もあちこちで見られました。そして、最後に全員で記念撮影をして開封式は終了しました。

平成20年103 (金) 記念碑除幕式

「創立20周年記念碑」は、20周年を顕彰する石碑で、創立10周年記念碑と同様、光泉中学・高等学校内に建立することとなりました。記念碑は、全幅約2メートル、全高約1メートルの鏡面仕上げの3色の御影石製。碑文は、「創立20周年記念 学校法人聖パウロ学園 平成20年10月22日(記念式典開催日)」と、きわめてシンプルな内容のもので、光泉中学・高等学校正門前に建立されました。

午後1時、来賓、理事・教職員と代表生徒が記念碑の前に集まり、馬場理事(中高校長)のあいさつのあと、出席者全員で幕につながれたリボンを引いて、除幕を行いました。

当日は、秋晴れの好天、ちょうど高校体育祭を開催中であり、高校生は体操服のまま出席しました。

なお、同時に記念碑の向かいには、記念事業のひとつである「掲示板」も設置され、同日公開となりました。

平成20年10月22日 (水) 記念式典・記念講演

「創立20周年記念式典」は、来賓・保護者・卒業生をお招きし、学園関係者、全校生徒、教職員約1,400名参加のもと、滋賀県立芸術劇場びわ湖ホール大ホールで実施されました。

朝9時40分、ブザーの音が客席に響くと、場内は静まり、中高吹奏楽部が演奏する前奏曲(バッハ「主よ、人の望みの喜びよBWV147」)が静かに奏でられ、式典が始まりました。

前奏終了後、開会の辞、主の祈り、聖書朗読にそれぞれ代表生徒が登壇し、その後校歌斉唱(吹奏楽部伴奏)、兼元理事長・馬場理事(中高校長)あいさつ、ご来賓祝辞、ご来賓紹介、増田理事(法人部長)による事業報告とつづいたあと、生徒代表の「喜びの言葉」があって、ペトロ神父による「祝福」をもって式典は終了しました。

学園理事・教職員、中高全生徒は、今日までの歩みと、これからの発展に思いをはせ、気持ちを新たにしました。

10分間の休憩のあと、10時40分からは「記念講演」が実施されました。哲学者・東洋思想研究家・作家の境野勝悟氏を講師に迎え、「日本のこころの教育」と題して11時50分まで講演を拝聴しました。

平成20年10月22日 (水) 記念祝賀会

記念式典終了後、午後1時からは「記念祝賀会」が、会場を大津プリンスホテルコンベンションホール「淡海(おうみ)」に移して開催されました。

来賓・保護者、理事・教職員が26の円卓に着席し、理事長あいさつと懇切なご来賓祝辞のあと、ご来賓による乾杯で、祝賀会は華やかに始まりました。

歓談中は、中高教員OBが属するジャズのフルバンドオーケストラの演奏、中高・幼稚園の歴史や現況を報告する映像上映、中高保護者のコーラスなどのアトラクションもあり、なごやかでかつ盛り上がった祝賀会でした。最後は嶋谷副理事長のお礼の言葉で締めくくり、お開きとなりました。

以上、本学園においては、創立20周年に際して、さまざまな行事を行ってまいりました。これら行事をはじめ、記念事業の実施にあたっては、各方面より多くのご声援・ご協力を賜りましたことを、改めて深く感謝いたします。至らぬ点も数多くあったかとは存じますが、どうかご容赦いただき、今後とも変わらぬご支援・ご協力をいただきますよう、心よりお願い申しあげます。

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