7月14日、交流部の研修旅行が開催されました。朝9時に本校をバスで出発し、最初は友禅染体験。京都堀川御池の「京町家 繭(まゆ)」にある「京友禅体験工房丸益西村屋」に到着。ここでの友禅染は、複数の型紙を利用し、順番に色つけをすることで図案が完成する印刷的な手法。どろりとした染料を、毛足の短い筆でたたきつけるようにして染めていきます。色の付け方をぼかすなどすれば、自分だけの作品ができあがります。 |
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ほぼ完成の図。図案は、花・祇園祭・大文字や魚など、どれも趣あふれるものばかりで、好みのものが選べます。完成後は自宅に持ち帰り、アイロンをかければすぐに使えるとのこと! 工房は、いわゆる「ウナギの寝床」。京情緒あふれる中庭や屋内、ショップでは友禅染製品も販売されていました。 |
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昼食は、堀川塩小路のリーガロイヤルホテル最上階展望レストラン「トップオブキョウト
」でランチ。このレストランからは京都市内が一望でき、約1時間半でレストラン自体が1回転します。 |
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最後は、嵐山にある今年1月にオープンしたばかりの百人一首博物館「時雨殿」を訪問しました。で、まずは玄関で記念撮影。この時雨殿は、京都商工会議所120周年記念事業の中核施設で、百人一首を通じ文化・芸術・産業発展、観光振興に貢献することを目的としています。今回は、本校中学生の百人一首大会に触発され、保護者も勉強をと企画されました。 |
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入口で手帳型の機器を渡され、薄暗い館内へ。館内では機器を使って床面に表示される百人一首カルタ取りを競ったり、たくさんあるディスプレイで百人一首に関するクイズに答えたり、楽しみながら百人一首が学べます。2階には実際の競技ができそうな大広間や資料の展示、出口のホールにはショップもあります。また、周囲の景色もすばらしく、来館後に嵐山の散策ができるのも魅力です。 |
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せっかく京都まで来たので、帰路は少しルートを変更、雨のなか、ちょうど実施されていた祇園祭の山や鉾の横を通って帰りました。なお、今回は、「乗ってみたい」という声にもお応えして、本校の生徒用バス2台 (ローザとコースター)を借用しました。(運転は業者さんに依頼)バスやレストラン、見学の会場のなかはどこも和やかな会話であふれかえり、新しい保護者どうしの交流が芽生えて、すばらしい活動成果を挙げることができました。(夕方5時前本校帰着) |
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