アート・アカデミック・アスレチック
Educational Principle

Art ~のびやかに表現する~

さまざまな表現活動を通して、国際人として生きていくための教養を深めます。

レッジョエミリア・アプローチ

国際人の要件である「表現する力」を、あらゆる表現手段をとおして高めるイタリアの『レッジョエミリア・アプローチ』を参考にした表現活動(絵画、工作など)に取り組む美術分野の教育です。

レッジョ・エミリアって??

第二次大戦後、イタリア中部レッジョ・エミリア市の公教育から始まった幼児教育に対する考え方。1991年、アメリカの週刊誌「ニューズウイーク」に、「世界で最も革新的な幼児教育施設」として紹介され、欧米で広まりました。欧米の教育分類の考え方、「アート(表現)」「アカデミック(学問)」「アスレチック(体育)」のうち、本園は、美術教育を技能でなく、「アート(表現)」として実施しています。アメリカミシガン州の本園姉妹園DCDS(幼稚園〜高校一貫私立校)のロワースクール(幼稚園)でも導入されています。

多様な表現活動

幼稚園で体験する表現活動には、出会っておきたい道具と、大切にしたい体験があふれています。子どもたちの発想や創造を大切に、多様な表現活動に取り組みます。

出会う道具と体験

手でちぎる、はさみで切る
指で折る、テープでつける
パステルで描く、絵の具で塗る
コンテでこする、のりで貼る

これらはほんの一例です。
手先・ゆび先を使いながら右脳を刺激し、多種多様な道具と五感を通した体験を組み合わせることで創造の可能性がひろがります。

ひらめきを大切に

紙コップ、綿棒、新聞紙など身近な素材
牛乳パック、トレー、ペットボトルなどの廃材
カメラやタブレットなどのデジタル機器

さまざまな「モノ」に触れ固定概念にとらわれない豊かな発想力を育みます。

国際交流・教員研修

姉妹園である米DCDSロワースクールと作品を通した交流を行っています。
また、外部施設研修や講師を招いての園内研修を行い自らの資質向上に努めています。

作品展

毎年開催される作品展では子どもたちの創造性にたくさんふれることができます。

音楽を用いた身体表現

音楽による表現活動を大事にしています。音を感じ、楽しむ。歌い、演奏する。日常の音楽表現活動の他にも、リトミックやマーチングを取り入れています。

リトミックってなに?

スイスの音楽教育家、ジャック・ダルローズが考案した、身体全体で音楽に反応し、リズム感・音感・情操を培う教育法。本園ではリトミック研究センター認定資格を持つ教員が中心となり、保育に取り入れています。

マーチングについて

2020年度から導入されたマーチング。専門講師の指導のもと、楽しみながら取り組みます。リズム感・音感とともに、集団行動による協調性を育みます。